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2010/02/09

老朽マンションの奇跡: 井形 慶子: 本

2月6日読了。

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内容(「BOOK」データベースより) 「住みたい街No.1」吉祥寺で築35年のメゾネットを500万円で買って「ロンドンフラット」に再生!見棄てられたガラクタ物件をわずかな予算で理想の家に作り替え。不況の今だからこそ叶う住宅取得の裏ワザが炸裂する。あなたの住宅観を変える疾風怒涛のドキュメンタリー。

自社(出版社)のスタジオ兼若手社員のすみかとして、中古マンションを500万円で購入し、200万円のリフォームで理想のロンドンフラットにしたドキュメンタリー。
自分でも出来るかも、と思って、読み始めたが、これまでの経験や人脈、この家に掛ける熱意があってできるたことがわかった。誰でも出来る話ではないが、よい住宅はお金をかければ手に入れることができるものではないことがよくわかった。

P95のこの文章が非常に気になった。この現象は工事関連の業者だけでなく、工場の労働者でも見受けられる現象で、この国を深く蝕む病なのだろう。

「僕が来日した30年前の1970年代、日本人労働者はすべてのジャンルにおいて優秀だった。塗装屋、電気工事士、ガス屋、大工など、作業は丁寧な上、経験豊かでどんな質問にもきちんと答えてくれた。ところが、最近ではどこに頼んでも面倒な仕事は下請けに放り投げ、楽で稼ぎの良い仕事だけを取ろうとする。しかも、蓋を開ければ、「出来ない」のオンパレード (中略)」


この不況下にあっても日本人は仕事を選り好みしているというのが、彼の見解だった。

80年代サッチャー政権下で英国病に蝕まれていた後、金融景気に湧いたイギリスでも同じ現象が起きた。裕福になった人々は、3Kに属するきつい仕事を放棄した。その結果、ギリシャ人、ポーランド人など外国人労働者に仕事が流れていき、気がつけば大英帝国のクラフトマンシップは危うくなった。そればかりか仕事はなくなり、労働者階級の人々が外国人排斥を訴えるも、後の祭り。仕事はかっさらわれた。

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